日本は漫画大国と言われるほど、漫画がたくさんあります。世界中に日本の漫画ファンがたくさんいます。「ワンピース」や「ドラえもん」、「コナン」といった面白くて、有名な漫画はすでにご存じかも知れません。ここでは読んでほしい漫画を10作品紹介します。
Table of contents
1位「ジョジョの奇妙な冒険」
ジョジョと呼ばれる主人公達と、倒さなくてはならない敵との戦いを通じて繰り広げられる人間ドラマです。1部〜8部(現在も連載中)の長期連載漫画で、1部と2部は「波紋」という呼吸をエネルギーとした格闘術で吸血鬼と戦うストーリーで、3部からは「スタンド」と呼ばれる、見えない精神エネルギーを具現化したものを繰り出し戦う物語です。
お薦めしたいポイントは、主人公だけでなく、登場するキャラクターにも魅力的で引き込まれる描写があるので、感情移入ができるところです。主人公の敵として現れたキャラクターでも、信念を持っていたり、戦う理由があったり、色々な行動の背景を描いているので、一人一人のキャラクターが魅力的に映るのも押すすめできるポイントの1つです。
2位「喧嘩商売」
佐藤十兵衛を主人公とした格闘漫画です。「頭突き、目つき、金的。何でもありのルールで戦った時、1番強い格闘技は何か?今現在それは決まっていない」がテーマのストーリーです。
お薦めしたいポイントは、格闘漫画なのでシリアスな話が中心なのかと思いきや、下ネタや笑い、泣けるストーリーまであり、幅広い感情を与えてくれるところです。笑いの話では、実在する人物とそっくり(見てすぐ誰を表現しているのかすぐ分かるレベルの)キャラクターを登場させ、実際に起こしたスキャンダルまでをネタにし、笑いを誘うという内容です。しかも度々登場するキャラクターもいるので、本人から訴えられないか少し心配する時もある程です。シリアス展開では、普段はおちゃらけている主人公の師匠が、なぜ格闘技を続けているのか、その背景を描いた話しは涙を誘う内容でした。
3位「ドラゴンボール」
言わずと知れた、孫悟空を主人公を中心に、7つ集めるとどんな願いも叶えられるという不思議なボール「ドラゴンボール」を巡り、敵と戦う物語です。
お薦めしたいポイントは、何と言っても戦闘描写です。次々に現れる強敵を前に、主人公もどんどん力を付けていき、使える技も増えていくので戦闘描写の幅も広がり、読んでいて痛快です。最初はエネルギーを放てるだけでも凄かったのに、だんだんそれは当たり前になり、街は消すわ山わ消すわ、ついには星も消してしまう力を持った敵も現れる様になり、他の漫画ではないスケールの大きなストーリーに引き込まれます。作者の鳥山明先生は、もっと早い段階でドラゴンボールを完結させたいと思っていたらしいですが、人気が物凄かったため、長期に渡っての連載になったおり、今ではドラゴンボール超が連載してます。
4位「ナルト」
主人公のナルトを中心に描いた、忍者が戦う姿を通して仲間の大切さを伝える漫画です。ナルトは初期では不器用で忍術も得意ではない、どちらかと言うと落ちこぼれキャラでしたが、仲間やライバル、師匠との交流を経てどんどん力を付けていき、落ちこぼれでも努力すれば勝てる事もある、という事も読者に伝えるなど、メッセージ性が強い漫画でもあります。
お薦めのポイントは、やはり工夫を凝らした戦闘描写に惹きつけられる点です。忍具と呼ばれる武器や、体内にあるエネルギーを利用した様々な忍術、また体術を駆使した戦闘描写などがあるので、多彩な戦闘を楽しむ事ができます。頭を使った戦いが多いので、単に力が強いから勝つ、というわけでもないので、どちらが勝つのか分からない緊張感を味わえるのも魅力の一つです。
5位「バキ」
範馬刃牙を主人公にした格闘漫画です。シリアスなストーリーではないですが、純粋な格闘漫画で、大半は戦闘描写が多い長期連載漫画です。
お薦めのポイントは、細かい肉体描写や、ものを食べる描写など、臨場感を味わえるところです。絵だけでなく、音を表す描写もよく描けているので、特に食べ物を食べている描写は惹きつけられます。主人公は格闘家なので、エネルギー補給という観点で食べているので、豪勢な食べ物を食べているわけではないのですが、自分も食べたくなる描写です。また、相手に敬意を払う場面も多く描かれており、接する相手には敬意を持つ大切さなど学べるところも魅力の一つです。1度最強と言われる主人公の父親と戦う話しをメインとした部があったのですが、エアー食事なども描かれてありました。やはり引き込まれます。
6位「北斗の拳」
主人公のケンシロウが、北斗神拳と呼ばれる暗殺拳で、弱き人々を救うために戦うストーリーです。ケンシロウは一子相伝の北斗神拳の伝承者ですが、多くのライバルとの戦いを通じて成長していき、最大のライバルであるラオウを倒し、最終的にはラオウの兄カイオウも倒します。
お薦めのポイントは、とにかくでるキャラクターは雑魚以外は的であっても熱いキャラクターがほとんどで、基本的にものすごく憎い敵キャラクターであっても、最終的には好きになってしまうところです。例えば「なぜこんな酷い行動をとる様なったのか」という理由を説明する説得力のある描写があるので、的なのに妙に感情移入できてしまうのです。男臭いがそこが良い、というところが紹介したいポイントです。
7位「今日から俺は」
高校生の三橋と伊藤を中心に描いた、不良ギャグ漫画です。転校をきかっけに、普通の高校生だった二人が不良になり、多くの騒動を巻き起こす不良漫画なのですが、とにかく笑える描写が多い不良漫画です。
お薦めしたいポイントは、とにかく「笑える」というところです。三橋は喧嘩はもちろん強いのですが、基本的には卑怯な喧嘩をモットーにしており、ほぼ汚い手で相手に勝ちます。対して伊藤は、正義感の強い真っ直ぐキャラなので、正々堂々喧嘩する事をモットーにしており、三橋とは真逆の設定がまた笑いを誘う話に繋がるのです。また、勝手に三橋をライバル視している今井も良いキャラクターで、話に絡んでくるときはほぼギャグ展開になります。
8位「ガンダムオリジン」
言わずと知れた、「機動戦士ガンダム」です。主人公のアムロレイが搭乗するガンダムと呼ばれるロボットを操縦士し、多くの敵ロボットとの戦闘描写のある戦争がテーマの漫画です。
お薦めしたいポイントは、人間的にはまだ未熟なアムロが、多くの人々との交流を経験して成長していくところです。当初は自分の事で精一杯で、傷つきやすい普通の少年だったのですが、ガンダムに搭乗し、多くの敵と戦い死んでいく仲間や敵を通じて成長していくのです。普通に考えて少年なので、等身大の描写であるので感情移入しやすく、成長した事がわかります。また、多くの機体のデザインも魅力の一つで、ストーリーとデザイン性に富んだ漫画である事もポイントです。
9位「東京グール」
金木研を主人公にした漫画で、グールと呼ばれる見た目は人間だが実際は人を食べる生物と、人間との戦いを描いた漫画です。主人公はもともと人間だったのだが、大怪我を負った事で手術が必要になり、グールの内臓を移植された事から半グールとなってしまいます。元は人間なので人間の気持ちもわかり、グールの気持ちもわかる数奇な運命を背負った物語です。
お薦めのポイントは、人を食べる生き物と、人間の戦いを通して浮かび上がるお互いの感情描写です。食べるものが違うだけで、基本的には見た目も知性も変わりありません。グールも人を食べる事以外で言えば、友達も作るし、結婚をして子供も産むので人間と大差ありません。それゆえのお互いの葛藤が惹きつけられます。
10位「ベルセルク」
主人公であるガッツを中心とした、ファンタジーな内容の漫画です。ガッツは剣士で、過酷な経験により精神退行を起こした仲間で恋人のキャスカを元に戻すため、仲間と旅をする物語です。キャスカが精神退行を起こす前までは、「鷹の団」と呼ばれる傭兵団体に所属する仲間でした。団長のグリフィスは皆に慕われていましたが、お姫様を夜這いしてしまい、王に捕まってしまい何年も幽閉されてしまいます。助けたは良いが、話す事も立つ事すら出来なくなったグルフィスは、ゴットハンドと呼ばれる人ならざるものに変貌したところでガッツの運命が大きく変わったのです。
お薦めのポイントは、多くの仲間を失う悲しみを背負ったガッツでしたが、旅を続けるうちに新しい仲間を得て、成長していく描写です。