新型コロナに効くかもしれない薬が見つかりました。それは『アビガン』と『ナファモスタット』です。
アビガンやナファモスタットの「効果」や「副作用」、「作っている会社」、「価格」また経済に対する影響など調べてみました。
Table of contents
『アビガン』『ナファモスタット』の効果は?
アビガンとナファモスタットには効果には決定的な違いがあります。
- アビガンは細胞内に入り込んだコロナウイルスに対して働きかける作用があります。
- ナファモスタットはコロナウイルスが細胞内に入る事を阻害させる働きをします。
アビガンの具体的な効果
アビガンは抗インフルエンザ薬として作られた薬です。
中国の科学技術省が2020年3月17日の記者会見で、アビガンの「ファビピラビル」が肺炎の症状を抑えることに有効だということを発表しました。
ナファモスタットの具体的な効果
ナファモスタットは東京大学がその有効性を発見しました。
ナファモスタットは急性膵炎(すいえん)の治療薬として使用されています。
東大の発表によると「ナファモスタット」は新型コロナウイルス感染症の原因である[SARS-CoV-2]の感染初期段階である、ウイルス外膜と感染する細胞の細胞膜との融合を阻止することで、ウイルスの侵入を阻止します。
アビガンとナファモスタットの副作用は?
薬には副作用がつきものなので、やはり気になるところです。アビガンとナファモスタットの副作用について見ていきましょう。
アビガンの副作用
アビガンは新型インフルエンザの治療薬として作られましたが、胎児への催奇性から、一般に処方される抗インフルエンザ薬が効かなかった場合の、緊急用として扱われています。
- 胎児への催奇性がある
しかし、中国の研究結果では、明らかな副作用は認められなかったとしています。
また精巣への影響も可能性がある。
ナファモスタットの副作用
ショック、アナフィラキシー症状があらわれることがある。
また血圧低下、意識障害、呼吸困難、発赤、冷汗、腹痛など諸症状があります。しかし、これはどの薬にもあるため、副作用の度合いについては一概には言えません。
アビガン、ナファモスタットはどこの会社が作っているの?
アビガンを作っている会社は「富士フィルム」の子会社「富山化学」です。
ナファモスタットは「富士製薬工業」のナファモスタットメシル酸塩から作られています。
- アビガン・・・富士フィルム
- ナファモスタット・・・富士製薬工業
新型コロナへの有効性が認められてから、同社の株価が上昇しています。
富士フィルム株価
有効性が確認されてから、株価が上昇していますね。
富士製薬工業株価
株価も数日で2倍近くまで上昇しています。注目度がうかがえます。
薬の価格は?
- アビガンの価格・・・インターネットに情報がありませんでした。
- ナファモスタット・・・注射用ナファモスタット100「MEEK」で10mg1瓶:236円/瓶 50mg1瓶:701円/瓶 100mg1瓶:931円/瓶
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